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2025年 8月 26日 休憩時間の過ごし方
こんにちは、担任助手1年の細山杏咲です。 本日から夏休み明けの学校が始まった方も多いと思いますが、いかがお過ごしですか?
受験の天王山を終えた受験生は、この夏で最大限の努力が出来たでしょうか。
また、高校2年生・1年生は各々の目標に向かって勉強時間を伸ばすことが出来ましたか?
皆さんは大きな山場を越えたと思うので、今一度夏休みの過ごし方を振り返ってみてください。
達成感がある人もいれば、後悔が残っている人もいると思います。
どちらにせよ、今後の過ごし方で受験の合否は左右されるので、慢心せず、下を向きすぎず、頑張っていきましょう!
タイトルにもある通り、本日は”休憩時間の過ごし方”についてお話していきたいと思います。
普段の勉強の休憩時間、模試の休憩時間、学校の休憩時間など…様々な場面で”休憩時間”はあると思います。
それぞれ皆さんはどのように時間を使っていますか?
まずは、休憩時間の基本的な考え方からお話します。
①休憩時間の役割
そもそも勉強における休憩時間とは… 「何もしない時間」ではなく、学習効率を上げるための「戦略的な時間」と考えることが大切になります。
人間の脳は、長時間同じ作業に集中することが苦手です。
心理学者ジョンスウェラーの認知負荷理論によると、学習効率は脳のワーキングメモリ容量に左右されます。
休みなく勉強を続けると、記憶の整理が追い付かず、効率が低下します。
つまり、”休憩は集中を中断させる”のではなく、”記憶を定着させるための時間”と考えるべきです。
何をしてもいい時間だと捉えていた人は、考え方を変えてみましょう!!
②休憩の長さとタイミング
・5~10分の休憩
→集中学習の後に軽いリフレッシュ。
・20分~30分の休憩
→午前・午後の切り替えに。食事や軽い運動(散歩など…)で集中を継続させましょう。
・1時間程度の休憩
→夜や1日の区切り。入浴等で翌日に向けてリズムを整えましょう。
③効果的な休憩方法
・運動で脳を活性化させる
→軽いストレッチや散歩などを行うと、脳への酸素供給が高まります。
・目を休める
→スクリーンを避け、窓の外を見たり、目を閉じたり、一度校舎から出て緑を見るのも良いと思います。
・仮眠
→10分程度の仮眠は、パワーナップと呼ばれ、記憶の整理を助けます。
寝すぎには注意!!
④避けたい休憩の落とし穴
・スマホの使い過ぎ
→SNSや動画は、10分だけ…と言っていたものが1時間経っていることはよくありますよね。
脳が受動的になるので、休憩後の立ち上がりがとても遅くなります。
・長すぎる仮眠
→30分以上寝ると深い眠りに入り、起きた後に目がぼんやりとする時間が生まれてしまいます。 10分程度に留めておきましょう。
・過度な糖分摂取
→甘い飲み物やお菓子の飲みすぎ・食べすぎは血糖値を急上昇させます。
眠気を誘発するため、過度な飲食には気をつけましょう。
⑤まとめ
以上の4点を意識することで、勉強の量も質も両立できると思います。
休憩を有効活用して、受験当日まで集中力を維持していきましょう!