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2018年 7月 3日 音読をしよう!

 

こんにちは!担任助手の鈴木です!

東進の英語の授業を受けていると、先生からよく「音読をするように!」と言われるかと思います。そこで今日は音読についてのお話をしていきたいと思います!

まず、音読をするとどういう効果が期待できるかについて少しお話させていただきます。最大の効果としては、英文を読むスピードが格段に上がるということが挙げられると思います。英文を実際声に出して読むことは、「英語→日本語→理解」ではなく「英語→理解」というプロセスで英文を読むトレーニングとなるのです。英文をいちいち日本語に訳さなくても理解出来るようになれば読解のスピードは上がりますよね。「英語を英語のまま理解する」ためには音読が必須になります。また、もう一つ期待できる効果としては正しい発音・アクセントを覚えられるということが挙げられます。センター試験では毎年発音・アクセントの問題が200点中14点分出題されています。高得点を狙うためには落とせない分野になってくるので、日頃から音読をして確実に得点できるようにしておきましょう!正しい発音・アクセントを理解することも読解スピードを上げる要因になってきます。やはり発音できない単語があるとどうしても目が止まってしまうからです。音読学習に限らず、常に分からない単語があったら意味だけでなく発音・アクセントもチェックしておきましょう。

次に、音読学習をするときに気を付けることについて話していきます。はじめに一番注意してほしいことを伝えます。それは「文の意味を理解せずにただ発音するだけにならないようにすること」です。いくら音読に効果があるといっても、ただやるだけでは何も得ることが出来ません。しっかりと文章の意味・構造を理解した上で、それを確認していくようなイメージで読んでいくとよいと思います。正しい発音も音読学習をする前に調べておくようにしましょう!それと、音読についてよくある質問として、一つの文章を何度くらい音読したら良いのかというものがあります。これについて今井先生は授業の中でで20回~30回程度とおっしゃっています。もちろん理想としてはそのくらいの回数をこなしてほしいのですが、実際のところ「そこまで音読に時間を割けないよ!」という人もいると思います。そこで、一つ目安として提案したいのが、「音読するスピードで文章を理解・発音出来るまで読む」というものです。文章を滞りなく読め、理解が出来れば十分だと思います。僕も現役生時代は時間が圧倒的に足りなかったので、これを基準にしていたのですが3~5回程度読み込めばOKでした。時間でいうと10分くらいかなと思います!ぜひ試してほしいところです!

音読はやれば飛躍的に読解力を高める可能性のあるものですが、闇雲にやっても効果は出ません。上記のことを意識して有意義な音読学習をしていってください!