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2018年 9月 30日 私大受験対策~理系編~

 

 こんにちは、担任助手の緋田です。9月最終日の今日は台風がやってくるそうですね。来校する生徒の皆さんは周囲に気を付けて登校してください!また今日は家に籠るという生徒は、怠けずにしっかり自宅学習しましょう。

 さて、今日のテーマは昨日の文系編に続いて私大受験対策~理系編~です。僕は現在、国立大の東工大に通っていますが、私大受験も実は早慶上智を受け全勝しています。なのである程度は私大の受験についても知っているつもりです。僕が思うに、私大の入試突破のカギには以下の3つが挙げられると思います。

①努力の限界をその大学に合わせない

 私大を受験するに当たって、その大学を第一志望にしているライバルに勝てるだけの実力では足りないかもしれないのです。と言うのも、難関国公立大の志望者には、(言い方が悪いですが)早慶レベルの私大ですら滑り止めにしてくる人が沢山います。なので、「自分はこの大学の受験生の層になら多分勝てる!」と思っていても上からまた別のライバルが降ってくる可能性があるのです。よって、努力の設定は志望校より気持ち上を目指すつもりの方が賢明です。

②過去問を徹底対策する

 僕の持論ですが、国立大二次よりも私大の入試問題の方が各大学ごとの特色が強く表れていると思います。早慶の英語などはその最たる例と言えるでしょう。こういった入試問題はどれだけ過去問で対策を徹底したかが得点を大きく分けます。第一志望に私大を設定してる人はできるだけたくさん解くようにしましょう。逆に第一志望を国公立に設定している人は、私大対策に割ける時間が少なくなるかもしれません。そんな場合は、少ない過去問演習の中で時間配分の感覚問題の形式を掴んでほしいです。学力そのものは自分の国立二次対策で成熟しているはずです。なのでこの2点さえ押さえればある程度は戦えます。現に僕も、東工大の入試の焦りが強く、早慶上智は過去問1年分を1回解いただけで本番に臨みました(笑)

③難問も解けるようにする

 私大の入試には、ちょくちょくやたら難しい問題が出題されることがあります。(難しいというより、意地悪な問題?と言うべきでしょうか。)  誘導が雑であるだとか、教科書範囲外の知識を要する問題などです。前者に関しては、日頃から答案を誘導に頼らず完成させる答案作成力を磨くことで対策しましょう。穴埋め形式の問題だけを解いていると、自分から解法を見出す力があまり育ちません。国立二次の問題を使うなどして答案作成力を身に付けてください! 後者は文系科目にありがちな問題ですが理系でも化学で見られます。この手の問題は昨日のブログにもある通り上手く折り合いを付けることをお勧めします。

 

 これから先の努力で合否はどちらにも転がると思います!10月以降も頑張りましょう!